革修理｜西宮・夙川・芦屋・三田の革修理 ソファー修理なら革研究所

ファスナーの修理は可能でしょうか?

はい、可能でございます。ファスナーの不具合には主にスラース（持ち手の根本）の劣化とレール（ファスナー本体）の劣化2つの原因があります。不具合の原因はスラースの劣化が多い印象です。レールの劣化の場合はお財布本体の糸目を解き、再度縫い合わせる必要があるため、スラース交換に比べると高価になる傾向がございます。お写真での判断も可能となっております。お気軽にお問い合わせ下さい。

例えば背もたれだけを張り替える際、その他の個所と同じ本革を用意することは可能ですか?

はい、可能でございます。当店独自の「レザーオーダーシステム」で1からお色や質感、厚みを再現させて頂きます。ただ、「レザーオーダーシステム」の場合発注から到着まで約1か月の作製期間が必要となっております。カタログからの発注に比べ納期が長くなる可能性がございます。

使っているソファーを修理したいけど、リカラー補修と張り替え施工どちらがいいか分からない。

最善の施工方法をご提案させて頂きますが、大まかに言うと以下のような順番での判断となります。 ①リカラー補修で(お色の回復、今後の使用リスクを考慮しても)十分可能 ②リカラー補修でお色の回復やスレ傷の補修など可能だが、施工後早い段階での色落ちやヒビ割れの再発があるので部分的な張替えも視野に入れて判断する ➂完全に破れが発生して中のウレタンが見えている為、張替えでの補修のみ可能 上記の内容に加え、お客様のご要望と合わせて判断させて頂きます。「あと2年だけ使って買い換えたい」「料金は掛かっても新品と同じ状態まで戻したい」など、お気軽にお申し付け下さい。

リカラー/カラーチェンジ施工で革の強度はUPしますか?

厳密にいうと強度が格段にUPすることはありません。 「強度が上がる」というよりは「革を可能な限り良い状態に戻し、その状態をできるだけ長く保つ」といったニュアンスが正しいかと思われます。お持ちのアイテムの状態を確認し、最も適した施工をご提案させて頂きます。

張り替えとリカラー補修ではどちらの方が高額になりますか?

例外もありますが、張り替え施工の方が高額になる傾向がございます。主な理由として作業費とは別に素材費が発生することにあります。 また、張替えに使用する生地(ファブリック、合皮、本革)によって大きく料金が異なり、種類にもよりますが合皮→ファブリック→本革の順で料金は上がります。各種サンプルをご用意しておりますので、お気軽にお申し付け下さい。

カラーチェンジはどのような色からでも可能ですか?

基本的には現在のお色よりも暗いお色へのカラーチェンジをお勧めさせて頂いております。 暗いお色→明るいお色へのカラーチェンジの場合、大量の塗料を散布する必要があり革の質感が損なわれる可能性が高くなっております。微妙な差であれば暗いお色→明るいお色へのカラーチェンジも可能でございます。ぜひ一度ご相談下さい。

再現することができない色はありますか?

1から塗料を調合しますので、基本的にはどのような色でも対応可能でございます。ただ数点の例外もございます。例：極端に蛍光色が強いもの、ラメ仕上げ、柄物(ヒョウ柄、ルイヴィトンのモノグラムなど)

リカラー/カラーチェンジ補修後の注意点などあれば教えて下さい。

当店のリカラー/カラーチェンジ補修後に限らず、革製品全体に関しての注意点がございます。施工完了後に詳しい説明をさせて頂きますが、以下が主だった注意点でございます↓ まず、大量の水や湿気がたまることを避ける。ジュースをこぼしてしまうなどはもちろんですが、市販のカバーを掛けっぱなしにしておくことも湿気がたまり、劣化の原因になります。シンナー系の塗料(主にマニキュアの除光液など)も色落ちや質感の変化など、著しく革へのダメージにつながりますのでご注意下さい。